KUROSAWA AIR CON & WATER SUPPLY KUROSAWA AIR CON & WATER SUPPLY

BUSINESS
MODEL

当社の事業

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建物の空気調和設備と給排水衛生設備ならびに
上下水道の設計・施工・メンテナナンスを生業としています。

Mission 1

「空気と水」を
安定的に供給する。

黒澤建設工業株式会社は、「空気と水で社会に奉仕する」という理念のもと、上下水道工事ならびに建物の空気調和設備と給排水衛生設備を設計・施工を行っている会社です。私たちが扱う「空気と水」は人々の日々の生活に欠かすことできないもので、地域社会の生命線と言っても過言ではありません。それだけにこれに携わる私たちには高い使命感を要求されますが、同時に大いなるやりがいも享受できます。

ビルの空調設備の例

オフィスビルや商業施設には、高度な空気調和設備が備わっています。外界の環境に影響されることなく、どの場所においても、快適に過ごせるようにするには、建物の種別や規模、室内の形状等を十分に考慮し、綿密に設計された空調システムが導入されています。そのしくみには様々な方式がありますが、基本は熱源となる加熱・冷却機器と、流体の通り道となる各種配管・ダクト・送風機・ポンプなどの熱搬送装置、熱源機器と連携して最適な空調を実現する主要機器類で構成されています。

ビルの空調設備の例

【中央熱源方式の空調設備の構成例】
❶冷却塔:冷凍機などで温められた冷却水を繰り返し冷やす役割の装置。別名クーリングタワー。
❷冷凍機:圧縮→凝縮→膨張→蒸発により冷媒を相転移(気体・液体間)させこれにより対象を冷却させる機器。
❸ボイラー:燃料の燃焼熱により水あるいは熱媒を加熱し蒸気もしくは温水を発生させる装置。❶から❸は地下等の機械室に設置。
❹還気ダクトの吸込口:室内の空気を空調機に戻すための還気の取り込み口。
❺外気ダクトの吸込口:外気を空調気に取り込むための吸い込み口。
❻空調機:還気と外気をフィルターを介して取り込み、冷却コイル、加熱コイルなどの熱交換器で冷温水と熱交換して適正な温度に調整後、加湿、除湿装置で湿度を調整し、送風機の動力で各室に届ける機器。
❼吹出口:天井に設置され空調エリア内に快適な空気を拡散させる吹き出し口。

上水道のしくみ

上水道のしくみ

【政府広報オンラインから引用 『暮らしを支える「水の循環」』
❶ダム:水をいつでも供給できるように、水を貯めておく施設。大雨のときには洪水を防ぎ、渇水のときにも水を使えるように水の量を調節しています。
❷取水場:川の水やダムの水(原水)を取り入れて、浄水場へ送る施設です。
❸水路:取水した原水を別の川や浄水場などの必要な場所に運びます。
❹浄水場:取水した原水に浄水処理を行って、安心して飲める安全でおいしい水道水をつくる施設です。
❺配水場:浄水場できれいになった水道水をいったん貯めておく施設です。
❻配水管:配水場から各家庭の蛇口につながる給水管へ水道水を運びます。

下水道のしくみ

下水道のしくみ

【政府広報オンラインから引用 『暮らしを支える「水の循環」』
台所やお風呂、トイレ、洗濯など、私たちが家庭で使った後の水は、再び川に戻り、海へと流れていきます。ただし、使った後の汚れた水をそのまま川や海に流してしまうと、川や海が汚れ、生き物がすめなくなったり、私たちの健康に悪影響を及ぼしたりします。そこで、川や海のきれいな水を守るために、家庭で使われた後の生活排水は、下水処理施設で、きれいな水にしてから、川に戻されます。

Mission 2

時代が求めるニーズに的確に対応していく。

「空気と水」に求められるニーズは近年高度化しています。そのキーワードの一つが「快適性」です。一口に建物と言っても、その用途や構造は多種多様です。冷暖房などの空調設備、トイレやバスルームなどの衛生設備に求められる要件は、オフィスビルや医療施設映画館や大型の商業施設、高級ホテル等の建物の種別によって異なります。そこに集い活動する利用者さまにとって、何が快適か、意匠性も含めてきめの細かい配慮とそれを実現する最適化技術が必要です。
もう一つのキーワードは「サステイナブル」です。例えば公共施設では、有事を想定したリスクマージンの高い設計・施工が求められます。当然、初期性能を長く維持するための予防保全や定期的な点検を施せるメンテナンスサービスも重要です。私たちは設計から施工、さらにアフターフォローまでを一貫して請け負うことで、持続継続性を担保した包括的なサービスを実現しています。

やまぎん県民ホールの空調工事のお事例紹介

Work Flow

営業からアフターまでの一貫体制(設備工事の例)

私たちは、展開する2つの事業〜建物の空気調和設備と給排水衛生設備の設計・施工ならびに上下水道工事〜において、営業から設計積算、施工、アフターにいたるまでの一貫体制を敷き、設備のライフサイクル全般に渡っての最適対応を強みとしています。ここでは業務の流れとその担い手をご紹介します。

営業

建設工事の発注の多くは競争入札によるもので、自社がご指名を受ける随意発注方式はごく稀です。競争入札では一般にコストと実績で決まると思われがちですが、必ずしもそうではありません。発注仕様の範囲内で設計・施工にさまざまな工夫を施したり、ご要望を先取りした提案を盛り込んだりするなど、ソフト面のアプローチも重要なファクターとなります。このため営業は入札前から発注案件に関する事前情報を収集するなど市場動向の調査・分析に努めます。早め早めに受注に向けた戦略を練り、社内各部署と連携して提案に臨むことで受注角度を高めていきます。受注後はお施主様、元請けのゼネコン様との関係を良好に保ち、施工管理と協力してスムーズな施工進行に務めます。

Interview

設計・積算

新築案件のみならず改修案件の設計・積算も行います。営業からの要請を受けた時点では概算で積算し、その後の進展に応じて、人件費や材料費等を算出するなどより精度の高い積算と基本設計へと進めていきます。業務上のポイントは、一つに技術情報やトレンドにアンテナを張り、新しい工法や材料の知識を吸収することと兎にも角にも現場を重視すること。特に後者は事前の現場調査はもとより、工事中の施工状況や竣工後の状態を自らにフィードバックし、ノウハウを蓄積するようにしています。一つひとつの実績が更なる品質向上に向けてのモチベーションの源泉となることは言うまでもありません。

Interview

施工図作成

設計・積算チームが作成した基本設計は、多くの場合、現場の実情に合わせて詳細に施工図に落とし込む必要があります。簡単な施工図は現場の施工管理が直接描き直しますが、案件規模やスケジュール上、支援が必要な場合は、本社の設計図課がこれを担います。作成にあたっては施工管理と綿密に協議し、現場における現実的な課題を共有し、これを一つひとつクリアしていきます。細部に渡る仕事ですが、施工の品質を左右する重要なプロセスになります。

Interview

施工管理

工事の現場に常駐し、お施主様、元請け様の所長、他の設備会社の職長らとコミュニケーションを図り、一方で技能工らに対する業務指示を通じて工事を円滑に進める司令塔になります。工期に間に合うようスケジュールを組み、図面を作成。現場に出向いて細かい指示をだし、是正箇所がないかをチェックします。総じて品質管理・安全管理・工程管理・原価管理等、現場業務を包括的に管理することから、現場の社長「現場代理人」とも呼ばれています。施工管理は、施工終了後のお客様検査をクリアしお引き渡しする「竣工」までが担当業務となります。

Interview

技能工

現場の管工事において、実際に管を繋ぐ作業に従事するのが技能工です。施工管理の指示の下、当日の業務内容を確認、協力会社の技能工と手分けして施工に当たります。当社と緊密な関係にある協力会社の技能工の多くはベテランのエキスパートであり、技能面では彼らから指導を請うことになりますが、皆一様に親切に接してくださり、明るく一体感のある雰囲気の下、テクニックを磨いていくことができます。

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メンテナンス

建築物や設備は人間同様ライフサイクルがあり、やがてリプレイスに至るまでの過程において、寿命を迎えた部品等は交換が必要になります。引渡し後は、定期的な点検を実施し、不具合箇所があればこれを修繕していきます。当社ではこれを「技術サービス部」が担っています。技術サービス部ではこうした計画修繕のほかに、万が一のトラブルにも緊急対応し速やかに復旧にも対応します。予防保全の知識もさることながら、有事の際の対応においては、診断技術や経験・勘も必要とされるハイブリッドな職務になります。

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