入社時から、技能工としてやっていきたいと思っていました。
高校を卒業し、昨年黒澤建設工業に入社しました。子どもの頃、祖父が大工として仕事をしていた姿を見ていたこともあり建築関係に進みたいという希望をもっていました。またスポーツをやっていたので体を動かす仕事が自分には向いていると思っていました。高校の先生から「地元の黒澤建設工業は歴史も実積もあるしっかりした会社だ」と紹介され、現場の管工事の技能工として入社しました。社内でも職人は僕一人です。入社から、協力会社の方に指導を仰いで現場の仕事を一から教わっています。これまで病院や工場の新築工事、高齢者施設の改修工事などに携わってきました。ベテランの職人さんからみると、僕は孫のような世代なので、優しくしてもらっているというか、すごく良くしてもらっています。
まだ半人前ですが、一つ覚えるごとに成長している喜びも感じます。
入社した頃に比べれば少しはできるようになってきたと思いますが、まだまだです。技術面で身につけることは沢山あるし、配管の種類も多く工具もたくさんあって、たとえば配管するときには接着剤を用いるもの、パイプレンチでねじ込むもの、さらに電気融着によるものなどさまざまです。今でも初めて見る道具もあり、その都度、指導を受けたり一緒に作業をしてもらったりして覚えている段階ですね。半人前であることは自覚していますが、今は覚えたことが増えていく楽しさも感じています。また自分がつくったものが実際に使われて、役に立っているというのは嬉しいし、やりがいも感じます。当面は多くの現場を経験しながら一人前を目指します。
会社では最も若い社員の一人で、皆さんに可愛がってもらっています。
入社して感じる黒澤建設工業の良さは、社員一人ひとりに寄り添ってくれる姿勢でしょうか。僕の場合も施工管理ではなく技能工になりたいという希望を出したわけですが、それも受入れてもらい、サポートしてもらっているのでありがたいです。あと社員の人たちの人柄の良さも魅力です。現場で過ごす時間が多いので本社にいる時間は少ないのですが、皆とても気さくに話しかけてくれるしコミュニケーションがとりやすいです。僕は高卒で入社したので社内ではほとんどの人が年上で先輩ですが、あまり気後れすることもなく居心地の良さを感じます。
公私ともに、目標達成に向けて頑張ります。
当面の目標は現場を多く経験しながら一人前になることです。自分一人で工事をできるようになれば、これから入社してくる人たちにも教えることができるし、黒澤建設工業で職人としてやっていきたいという人を迎え入れることもできると思うんです。そうすれば社内に現場を担っていく部門をつくり、施工管理とより蜜に連携した体制が整えば、会社に大きく貢献できると思います。自分としてはそこを目標に、そういう気持ちで仕事を頑張っています。ひとつ付け加えると、スポーツはテニスをずっとやってきて、高校では東北ベスト4までいきました。社会人になってもテニスの練習は続けていて、一応国体出場を目指しています。公私ともに目標があるので、日々充実しています。
