KUROSAWA AIR CON & WATER SUPPLY KUROSAWA AIR CON & WATER SUPPLY

もっと良くするためなら
妥協はしない、それが
「さすが黒澤だね」という
評価につながっています。 06 設備工事の施工管理

Profile

Y.K
設備本部 部長(兼)第2工事部 部長
1998年入社 建築環境システム科卒

建物の頭脳と血管になり、その建物を機能させる。

元々私は実家が建築関係の仕事をしていてこの業界には興味があったのですが、意匠的な面よりも、外からは見えないけれど無くてはならない設備のほうに魅力を感じていました。だから大学でもそちらを学んで地元の黒澤建設に入社しました。4年前に部署全体を管理する立場になりましたが、ずっと設備工事の最前線に立ち、一つひとつのプロジェクトと向き合ってきました。設備の面白さは、建物の頭脳と血管となって、その建物を機能させる部分を作るっていうことです。できあがって、思う通りに動くことを確認できたときは、何物にも代えられない達成感を味わうことができます。特に弊社の場合は絶対に妥協しないでお客さまに喜んでいただける設備をつくる、という自負と実積があります。それは黒澤イズムとも呼べるものだと思います。

品質への妥協しない姿勢を貫いてきました。

元請けさんや設計事務所さんから設計図をいただくわけですが、弊社ではまず全体を細かく精査して、仮に少し技術的に問題がありそうだとか、金額的に難しそうだとか、気になるところや改善できる部分があれば、解決する姿勢をもっています。あとはお施主さんの立場になって自分が利用者の視点をもって使いやすさや快適さを考えぬいて工事に臨む。その過程で元請けさんと相談をし、提案をしたりしながらより良い設備に仕上げていく。設計図通りにつくることは誰でもできるけれど、私たちが黒澤建設の先輩たちから教わってきたのはそうではなく「もっと良くできるなら大変でもやってみよう」という考え方です。だから妥協しない。貫き通す。そういう弊社の姿勢は長い間に伝統となり、ゼネコンさんやお施主さんにも浸透していて、ちょっと口はばったいですが「さすがは黒澤だね」と言われることが多くなった。80年間そうやって実積を重ねてきたわけです。

ベテランから若手へ、黒澤イズムが受け継がれていきます。

たとえば今弊社で請け負っている案件で長井市の複合施設があります。延べ床面積が6,000㎡近い大きな施設で、空調、給排水、上下水道工事一式を40代のベテラン所長のもとに若手の施工管理技士2人をつけ3人体制で現場を管理しています。規模の大きさに比例して元請けさんとの打ち合わせや折衝も多くあるわけで、そういう機会を通してあるいは現場の職人さんとのやりとりを通して、若手は仕事を学び、先輩の背中を見て黒澤イズムを身につけていく。私はすべての現場を見て回っているわけですが、各現場で黒澤イズムが自然と受け継がれている姿を見るのはとても嬉しいし、頼もしいと思っています。

オールラウンドにできる施工管理技士を育てていきたい。

今、小規模な改修工事は別として年間約50以上の施工現場が動いています。とても忙しいし、現場の人員配置に頭を悩ませる日々なので現場をあずかる身としてはできるだけすみやかに人材強化をはかっていきたいです。また今後の会社のビジョンに合わせて体制を整えていきたいところですが、未経験者と新入社員の場合は、一人前になるまで10年をみています。先ほどから申しているように発注図面を読み解いて、自ら施工図を書き、工程、品質、安全、原価管理をし、各方面との折衝などオールラウンドにできるようになるまでじっくり育てたい。そして官公庁案件では管工事施工管理技士の1級が必要になりますから、その資格取得は必須になります。ゼロからのスタートでもやる気さえあれば大歓迎。弊社なら、一生ものの財産になる技術、能力を身につけてもらうことができますので、応募をお待ちしています。

Interview